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2024/02/09

ミネラル管理は大切です

前回に引き続き、問題です!!

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これは何でしょうか?


答えは『鉱塩』です!

私たち人間は真夏の暑い時などに脱水症状を防ぐため、塩飴を舐めたりします。体内の塩分(ナトリウム)濃度を保とうとするため、水分補給だけでは汗や尿をさらに排出してしまうためです。牛たちも一緒で、これは牛たちの塩飴みたいな物になります。

ではなぜ真夏でもない2月なのに、鉱塩を牛たちに食べさせているのでしょう。

牛たちは牧草などの粗飼料を主食としていますが、この牧草には成分にたくさんのカリウムが含まれています。体内のカリウムとナトリウムの濃度は体内の水分調整に影響を与えるのですが、牧草から大量にカリウムを摂取した時、体内のナトリウム濃度がそのままだと、そのナトリウム濃度を上げるために水分を排出してしまい、脱水症状になってしまうのです。

というわけで、真夏であろうと真冬であろうと、牛たちには大事な『塩飴』なのです!

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新しい鉱塩が追加されて、牛たちが我先に舐めに来ました(笑)
左の牛は食いしん坊な顔をしていますね!

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ものの5分で無くなりました!

というのは冗談で、こちらは隣の交換前の鉱塩です。
そろそろ次の鉱塩の出番ですね!
牛たちのミネラル管理も大切にしながら、日々牛たちの健康を第一に育てています。

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前回種を蒔いたイタリアンライグラスも、寒さに負けず少しずつ伸びてきました!
春が少しずつ近づいて来ています。